大阪・関西万博にゴールデンウィーク期間中に、約120万人が来場したことを受けて、博覧会協会の高科副事務総長は「評価できるもの」と述べました。

 GW期間中の大阪・関西万博の累計の来場者数は、関係者を含めて120万1842人、一般の来場者は101万1483人でした。

 7日に博覧会協会の高科副事務総長は会見で「関西以外の方から来場者が多くあり、幅広い人に知ってもらう機会になった。中身においても地域や年齢層の広がりにつながった。予約枠を段階的に拡大できないかなど取り組んでいきたい」と述べたうえで、GWの期間中の実績は「評価できる」と述べました。

 一方で博覧会協会は、10月までの会期中に2820万人の来場を想定していますが、想定の人数に達するには1日平均で約15万人のペースが必要ですが、現状ではそれを下回っています。

 この点について、高科副事務総長は「2820万人は想定であり目標ではない」と述べました。

 また、これまでに最多の来場者数は開幕日の4月13日の14万6426人、一般来場者は12万4339人でした。GW期間中の来場者はいずれもこの数字を超えていません。