嵐が、来年春のコンサートをもって活動を終了することを発表しました。

 5月6日午後6時すぎ、ファンクラブ向けサイトに動画を公開した嵐。

 (嵐のコメント)「このように5人で揃う姿をお見せするのは実に4年半ぶりということで、皆さんどうもお久しぶりです。嵐です!」

 最初に語ったのはうれしい知らせでした。

 (嵐のコメント)「私たちは再び5人で集まり、嵐として来年の春頃に予定しているコンサートツアー開催に向けて動き始めます」

 そして、伝えられた悲しい知らせ。

 (嵐のコメント)「このツアーを持ちまして嵐としての活動を終了いたします。およそ1年半ほど前から折を見て5人で集まりまして、みんなで出した結論はファンの皆さんに直接感謝を伝える、直接パフォーマンスを見てもらうということをもって5人での活動を終了するということでした」

 嵐は1999年11月に「A・RA・SHI」をリリースしCDデビュー。その後、
国民的アイドルとして多くの歌を世に送り出してきました。

 (嵐ファン歴20年以上)
 「とうとうきちゃったかって感じ」
 「(活動)再開してくれたのはうれしいけど。やっぱり終わっていまうのかって」
 「(Q好きな曲は?)めっちゃあるんですよ。『Happiness』。娘が幼稚園の先生をやっていた時に『Happiness』で子どもたちと踊ってて、それが子どもたちのお母さんにめっちゃウケたって喜んでたから」
 「やっぱり『感謝カンゲキ雨嵐』かな。あれ聞くと涙が出るんで」

 (嵐ファン歴15年以上)
 「(活動終了を聞いて)きのうは普通に泣きました。『Oh Yeah!』って曲があるんですけど、ライブでも一番盛り上がる曲で歌詞も一個一個すごくいい歌詞だし、全部いいんですけど、一番自分の中で嵐として盛り上がれる」

 (嵐ファン歴25年以上)
 「『One Love』が好きで。どんなときも支えてくれた。笑い泣いた仲間へ。心込めてただひとつだけ贈る言葉はありがとう」

 嵐が活動休止を発表したのは2019年の1月。その時は約2年間、2020年の12月31日をもって活動を休止するとしていましたが、活動休止前、最後の1年はコロナ禍。三密回避が呼びかけられ、56年ぶりに東京にやってくるはずだったオリンピックも延期に。ファンと触れ合うコンサートを開くことはついに叶いませんでした。

 しかし、コロナ禍で嵐の歌は多くの人の応援歌になりました。

 (専門学生 10代)
 「学校行けません、家出られませんみたいなときにテレビで見てた。勇気づけられた」

素材提供:TBS
(2025年5月7日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)