5月5日午前1時半前、京都市南区の市道で、パトカーが普通乗用車を運転していた男性に停止を求めたところ、男性はこれを無視して逃走。パトカーは計約400m追跡しましたが、乗用車は京都市南区上鳥羽勧進橋町の信号柱に衝突しました。
車を運転していた24歳の男性は病院に運ばれましたが、頭部打撲などの軽傷だということです。
警察によりますと、追跡前に、男性に職務質問を実施。その際に、呼気からアルコールのにおいがしたということですが、車を実際に運転している場面はその時点では確認できていなかったことと、男性が「運転代行業者を呼ぶ」と述べたため、経過を見ていました。その後、自分で再び運転している様子を発見し、パトカーで追跡したということです。
追跡していた乗用車が衝突事故を起こしたことについて、京都府警は「正当な職務行為であり適正であった」とコメントしていて、飲酒運転の疑いがあるとみて捜査しています。