奈良公園では5月1日、今年初めて鹿の赤ちゃんが生まれました。

 落ち葉の上でじっと座っているのは、奈良公園で今年初めて生まれた鹿の赤ちゃん。1日午後1時ごろ、園内にある旅館の茂みで、母鹿の近くに座っているところを発見されました。体長51cm、体重は3kgほどで、生まれて間もないため、まだ上手に歩くことはできませんが、これからどんどん活発になるといいます。

 しばらくは園内の鹿を保護する施設「鹿苑」で生活をして、7月には“公園デビュー”をするということです。奈良公園では7月にかけて約200頭の子鹿が生まれる見込みです。