京都市の中心部で起きた幹線道路の冠水。4月30日未明、京都市下京区にある国道1号の交差点付近で複数か所から水が溢れ出し一帯が冠水しました。
防犯カメラの映像からは画面の下から水が流れてきて、1分も経たないうちに道路が川のようになる様子がわかります。近くの住宅では駐車場に水が流れ込み車が水没しました。
(現場付近の住民)「(水が)駐車場のあの辺りまで来ていたので。道路はほぼ川の状態。家財道具と車、どうするか考えていかないといけない」
京都市上下水道局によりますと、水道管は1959年の設置で30cm以上の穴があいていました。老朽化が原因とみられます。現場付近では一時、水の濁りなどの影響が出ました。
(近所の人)「洗濯回してたら水が完全に濁ってきて、タオルとかが真っ茶色になった」
京都市上下水道局では30日中に復旧工事を完了させる予定です。