捕鯨の町として知られる和歌山県太地町で、捕獲したクジラに感謝する「鯨供養祭」が行われました。
太地町は400年以上歴史がある古式捕鯨発祥の地とされ、クジラは古くから貴重な食料とされてきました。「鯨供養祭」は、セミクジラをかたどった「くじら供養碑」の前で毎年行われていて、漁協や捕鯨関係者など約40人が参加しました。
(太地町漁業協同組合 貝良文専務理事)「大昔からずっと続けている漁業を絶やすことなく続けていきたいという思いでいっぱいです」
太地町沖での鯨の追い込み漁は、9月に解禁される予定です。