神戸市で阪神・淡路大震災の経験などを話し合う国際会議が開かれ、共同宣言がまとめられました。

 30年前の阪神・淡路大震災の経験と教訓を世界に発信しようと神戸市が主催した国際会議には、イギリスのグラスゴー、アメリカのコロンビアなど7か国の都市が参加しました。

 会議では各都市の市長らが自然災害への備えについて議論を行い、久元市長が28日に共同宣言を発表しました。

 (神戸市 久元喜造市長)「今後とも都市間での知見共有や交流を進め、グローバルレベルでの防災・減災の実現を目指し、安全で持続可能な社会の構築に貢献することをここに宣言します」

 神戸市は今後も災害への備えについて、各都市と情報共有を続けていきたいとしています。