13日に開幕した大阪・関西万博。ゴールデンウィーク4日目となった29日、大阪メトロ夢洲駅の利用客が集まる東ゲートには、開門前から入場を待つ長蛇の列ができていました。入場を待つために並んでいる人たちの中には、日傘をさす人の様子などもみられました。

 29日午前8時半時点で、ゴールデンウィーク期間中(4月29日~5月6日)の来場予約の空き状況について、午前9時台の東ゲートの入場は「混雑」となっていて、5月4日と5日の午前10時台は「混雑」、それ以外の日は「やや混雑」もしくは「平常(青色)」となっています。

 一方、西ゲートは29日と5月3~6日の午前9台、3日と4日の午前10時台、4日の午前11時台は混雑となっていて、30~5月2日の午前9時台、29~5月2日と5日の午前10時台がやや混雑、それ以外の時間帯は平常となっています。

 協会によりますと、入場の際の東ゲート運用のパフォーマンスが上がったことなどの状況から、予約の枠を増やすことが可能と判断し、5月6日までのゴールデンウィーク期間中の枠を一定数拡大したということです。GW期間後の7日以降については、状況を見て再度検討するということです。

 開幕初日には、入場を待つ長蛇の列ができ、午前~午後の一部時間帯にかけて、携帯電話の通信障害が発生し、来場者が電子チケットのQRコードの表示ができなかったり、表示に時間がかかるなどのトラブルが発生しました。その後、博覧会協会は東ゲート付近にWiFiを整備したほか、移動式の基地局を増設するなどして対策を行いました。

 また、協会は来場者に対して、チケットのQRコードを事前にプリントアウトするか、スマホのスクリーンショットを保存し、入場ゲートで提示するよう協力を呼び掛けています。