博覧会協会は、大阪・関西万博で配られる早期来場者限定の通期パスの割引コードについて、同じコードを二重に配布したり、年齢区分を誤ったコードを配布するなどのトラブルがあったと発表しました。

 通期パスの割引コードは、5月31日までに来場した人限定で、万博のチケットを提示するともらえ、紙に書かれている専用サイトでコードを入力すると3万円の通期パスが2万4000円で購入できるというものです。5月までの早期の来場を促すほかリピーターの獲得を目指して無料で配られています。

 博覧会協会によりますと、4月22日~25日の間に配布されたコードについて、同じ割引コードを二重に配布するトラブルがあったということです。最大2500枚が二重交付されたとみられていて、印字オペレーションによる人為的ミスが原因としています。

 該当のコードで購入しようとした際、既に使用済の場合、購入できないなどエラーが発生するということです。

 また、年齢区分(大人、中人、小人)を誤った割引コードを配布するトラブルもあったということです。

▼エラー出た場合はウェブサイト上から交換対応

 博覧会協会は、エラーが表示されるなど購入ができない場合、ウェブサイト上に設置された申請フォームから交換手続きの対応を行うとしています。

 博覧会協会は、今回のトラブルについて「今後はこうしたミスが起きないようフローを見直し、管理を徹底していく」としています。