デモ飛行中に部品が落下した『空飛ぶクルマ』。大阪府の吉村洋文知事が「原因究明と安全対策」を訴えました。

 博覧会協会などによりますと、4月26日、デモ飛行中の空飛ぶクルマからプラスチック製のプロペラのモーターのカバーが2個、計150gが落下しました。落下によるけが人はいませんでしたが、機体のフレーム1本と18あるプロペラのモーターの1つが破損したということです。

 これを受け、協会は運航を当面休止しています。吉村知事は28日、次のように述べました。

 (大阪府 吉村洋文知事)「空飛ぶクルマを楽しみにされている方も多くいらっしゃると思います。原因の究明と安全対策、それをしっかり明らかにしたうえで、運航再開されることを期待しています」

 運航事業者の丸紅が原因などを詳しく調べています。