関西エアポートは、法人向け会員サービスにおいて、サーバーへ外部からの不正アクセスにより、約1万件の個人情報の漏えいがあったと発表しました。
関西エアポートによりますと、システムの点検作業の過程で、一部情報が第三者から閲覧可能な状態になっていたことが分かったということです。調査したところ、通常とは異なるアクセス履歴が検知され、去年4月6日に複数の通信が繰り返されていたことが、4月24日に判明したということです。
具体的には法人向け会員サービス「KIX-ITM Global Business Club」において、サービスを管理するサーバーが、外部からの不正アクセスを受けたとしています。漏えいした個人情報の件数は1万575件で、2024年4月6日までに登録したものが対象だということです。内容は会員のメールアドレスや企業情報(企業名、企業住所、電話番号、担当者の役職、部署、メールアドレス)だということです。
関西エアポートは、「今回の事態を重く受け止め、サービスのセキュリティの再構築・再点検を実施したうえで、対策をより一層強化し、再発防止に努めてまいります」としています。