参加国が自国の文化をアピールするナショナルデー。4月28日は、南洋の島国『パラオ』です。

 ヤシの葉で編んだ伝統的な衣装を身にまとい、足を踏み鳴らしてリズムを取るダンサーたち。迫力のある掛け声に合わせ勇ましいダンスを披露するのは、大小586の島々からなる『パラオ』です。ナショナルデーの28日は、スランゲル・S・ウィップス・Jr大統領も来日し、日本とのつながりなどをアピールしました。

 パラオは1920年から約20年、日本の統治下にあった歴史から、現地のパラオ語に日本語の表現などが残っています。国民の約2割が日本にルーツを持つなど、親日国としても知られていて、感極まって思わず涙ぐむダンサーも…

 (日本へ留学経験 カイポさん)「(きょう踊れて)とてもうれしいです。こういうことは一生に一回の経験になるかもしれない。日本とパラオはつながりがある」

 パラオパビリオンはコモンズAに出展していて、予約なしで見学することができます。