卒業アルバムに記載された写真や名前など800人以上の個人情報が漏えいした恐れがあります。
大阪市は4月25日、卒業アルバムの印刷などを請け負っていた宮城県仙台市の印刷会社がサイバー攻撃を受けた影響で、公立の7つの小中学校で児童や教職員の名前や顔写真など計833人分の個人情報が漏えいした恐れがあると発表しました。
漏えいした可能性があるのは、この印刷会社が制作した2023年度の卒業アルバムのデータで、東淀川区の豊里小学校や西淀川区の柏里小学校など6つの小学校と東成区の玉津中学校です。現時点で情報の拡散など二次被害は確認されていないということです。
大阪市のほかにも、宮城県や福島県の学校などの卒業アルバムに記載された最大17万3000件の個人情報が漏えいした可能性があるということです。