JVA(日本バレーボール協会)は、3月19日に2024年度バレーボール男子日本代表チームの登録メンバー32人を発表しました。

去年10月、激闘のオリンピック予選を勝ち抜いて見事パリへの切符を手にしたバレーボール男子日本代表。いよいよ迎えたオリンピックイヤー、「龍神NIPPON」を率いるフィリップ・ブラン監督は、「2023年は成績においてもプレーの質においても特別な1年だった。FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレーでオリンピックの出場権を獲得するという目標を達成できた。『パリ2024オリンピックという場で我々のパフォーマンスを世界に魅せる』という夢、そのための扉は大きく開かれた」とコメント。

そのうえでチーム一丸となって、戦いの場にむかう固い決意、「この夢はまだ終わらせない。オリンピックでのメダル獲得は、個人としても日本代表としてもその歴史に最も美しい1ページを刻むこととなる。この冒険を成功させよう。自分たちの力を信じよう。運命は我々の手の中にある。やるべきことはわかっている。我々は独り一ではない。一つの素晴らしいチームだ。日本バレーボールの歴史に新たな1ページを刻もう」と夢の実現に向けて熱い思いを示しました。

注目のメンバーには、キャプテンの石川祐希選手、エースの西田有志選手、イタリアで奮闘中の高橋藍選手といったワールドカップで活躍した主力メンバーに加え、今シーズン、Vリーグで躍動しているサントリーサンバーズのデ・アルマス アライン選手、堺ブレイザーズの渡邉晃瑠選手、東レアローズの西本圭吾選手が、初めての日本代表に選出されました。

そのほか、アジア大会で活躍、Vリーグ・ジェイテクトSTINGSにも参加している法政大学の高橋慶帆選手、専修大学の甲斐優斗選手、早稲田大学の麻野堅斗選手といった期待の若手選手もメンバーに名を連ねています。

龍神NIPPONは、4月10日から国内での合宿をスタート。オランダ合宿を経て、5月21日からブラジルで始まるネーションズリーグ2024大会に参戦。日本国内のネーションズリーグ開催は6月4日から、福岡県の北九州市でオリンピックでのメダル獲得に向けて、進化した男子日本代表「龍神NIPPON」の姿を披露します。

【2024年度バレーボール男子日本代表登録メンバー】
(背番号・氏名・ポジション・所属)

1西田有志OP(パナソニックパンサーズ)
2小野寺太志MB(サントリーサンバーズ)
3深津旭弘S(東京グレートベアーズ)
4宮浦健人OP(パリ・バレー、フランス)
5大塚達宣OH(パナソニックパンサーズ)
6山内晶大MB(パナソニックパンサーズ)
7高梨健太OH(ウルフドッグス名古屋)
8関田誠大S(ジェイテクトSTINGS)
9大宅真樹S(サントリーサンバーズ)
10高橋健太郎MB(東レアローズ)
11富田将馬OH(東レアローズ)
12高橋藍OH(日本体育大学)
13小川智大L(ウルフドッグス名古屋)
14石川祐希OH(アリアンツ・ミラノ、イタリア)*キャプテン
15甲斐優斗OH(専修大学)
16村山豪MB(ジェイテクトSTINGS)
17前田一誠S(JTサンダーズ広島)
18西山大翔OP(パナソニックパンサーズ)
19高橋和幸L(ジェイテクトSTINGS)
20山本智大L(パナソニックパンサーズ)
21永露元稀S(ウルフドッグス名古屋)
22デ・アルマス アラインOH(サントリーサンバーズ)
23エバデダン ラリーMB(パナソニックパンサーズ)
24高橋慶帆OP(法政大学)
25山本龍S(ディナモ・ブカレスト、ルーマニア)
26山崎彰都OH(ウルフドッグス名古屋)
27藤中颯志L(サントリーサンバーズ)
28麻野堅斗MB (早稲田大学)
29新井雄大OH(JTサンダーズ広島)
30渡邉晃瑠MB(日本製鉄堺ブレイザーズ)
31仲本賢優OH(パナソニックパンサーズ)
32西本圭吾MB(東レアローズ)

《ポジション》OH:アウトサイドヒッター OP:オポジット MB:ミドルブロッカー S:セッター L:リベロ