第96回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が、8日大阪で行われ、18日からの1回戦の対戦が決まった。同一地区から選出された学校同士が準々決勝までは当たらないように、事前にブロック分けが実施されている。

全キャプテンによる抽選の結果、選手宣誓は青森山田高校の橋場公祐主将に決まった。橋場選手は「すごく緊張しています。高校生らしく溌溂とした、日本に勇気を与えられる選手宣誓にしたい」と決意を述べた。

 正月に地震の大きな被害を受けた石川県から2チームが出場するが、星稜が初日に21世紀枠の和歌山・田辺と、日本航空石川が出場チームの最後に登場して、茨城の常総学院と対戦することになった。

 史上初の近畿大会3連覇を果たした大阪桐蔭は、大会5日目第2試合で北の強豪、北海との対戦。この日は愛工大名電と報徳学園のカードも決まった。

全ての組み合わせを一覧

第1日 3月18日(月) オープニングゲームは八戸学院光星と関東一に

・八戸学院光星(5年ぶり11回目)-関東一(8年ぶり7回目)
・田辺(76年ぶり3回目)21世紀枠ー星稜(2年ぶり16回目)
・近江(2年ぶり7回目)ー熊本国府(初出場)

第2日 3月19日(火)

・豊川(10年ぶり2回目)-阿南光(32年ぶり2回目)
・敦賀気比(4年連続11回目)-明豊(3年ぶり6回目)
・学法石川(33年ぶり4回目)-健大高崎(2年連続7回目)

第3日 3月20日(水)

・創志学園(7年ぶり4回目)-別海(初出場)21世紀枠
・山梨学院(3年連続7回目)ー京都外大西(8年ぶり7回目)
・耐久(初出場)ー中央学院(6年ぶり2回目)

第4日 3月21日(木)

・宇治山田商(16年ぶり2回目)-東海大福岡(7年ぶり3回目)
・広陵(3年連続27回目)ー高知(3年連続21回目)
・京都国際(3年ぶり2回目)ー青森山田(8年ぶり3回目)

第5日 3月22日(金)

・神村学園(9年ぶり6回目)ー作新学院(2年連続12回目)
・大阪桐蔭(4年連続15回目)ー北海(3年ぶり14回目)
・愛工大名電(12年ぶり10回目)ー報徳学園(2年連続23回目)

第6日 3月23日(土) 被災した輪島市 日本航空石川は最後の登場

・日本航空石川(6年ぶり3回目)ー常総学院(3年ぶり11回目)