WBCで世界一となった侍ジャパンとして戦ったオリックスの山崎颯一郎投手(24)、宮城大弥投手(21)、山本由伸投手(24)、宇田川優希投手(24)の4人に、MBSの河田直也アナウンサーが話を聞きました。▼優勝の瞬間に山本投手に任されていた重要ミッションとは?▼大阪の焼き肉店で行われた侍ジャパンの『決起集会での裏話』場を最も盛り上げたのは近藤健介選手!?その意外な振る舞い▼吉田正尚選手の知られざる一面『プロテインの飲み方』や『キャンキャンに上げるユニフォーム』…和やかなムードで聞いたWBC裏話です。(2023年3月27日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

Qものすごく注目されて、いろんな番組で我々もそうですけれど、インタビュー疲れしてませんか?
(山本投手)「いや、もうね、俺らにインタビューこないもんね笑」
(宮城投手)「皆さんすごいメンバーがいたんで、数えるぐらいしかきてないんで笑」

QWBCの期間中で一番シビれた瞬間は?
(宮城投手)「やっぱり世界一になった瞬間。すごく日本一とはまた違った感覚でシビれていました」

優勝決定の瞬間には…カメラマンに転身

Qみんながベンチを飛び出した瞬間はどうしていた?
(宮城投手)「ブルペン待機してたんで。すぐドアを開ける準備して、一番最初に走っていきました。ケガしないようにストレッチしたりして、9回になってストレッチして、ちゃんと準備万端で走る準備をしていました」

(山本投手)「僕はベンチにいて、前のオリンピックのときとかに優勝シーンの撮影を任されていたんですよ、GoPro(小型カメラ)で。それを今回も任されて。決勝で登板がない予定だったのでカメラを任されて、それを持って。スタッフはマウンドに行けないんで、マウンドに行く瞬間を撮る仕事で。その前に通訳・水原一平さんとかが横でめっちゃ緊張してたんで、それを撮ったりしてカメラマンしてました笑。でもやっぱり自分も見ないと、こんな最高な瞬間ないなと思って」

Q今はどんな気分?
(宇田川投手)「世界一になれて嬉しい気持ちと、これからシーズンが始まるので頑張ろうという気持ちです」

Q山崎投手は途中招集という難しい立場だったが?
(山崎投手)「すごい経験ができて、すごくよかったなと思っています。(帰ってきて)すごいナイスピッチング!と言われまして。僕は1球も投げてないんで…笑」

シビれる主砲・吉田選手の独自ワールド

QWBCの期間中で一番シビれた瞬間は?
(宇田川投手)「僕は準決勝のときに負けてる場面で吉田正尚さんが3ランホームランを打ったときにすごい鳥肌が立ちました。ブルペンで見ていました。もうみんなすごい飛び跳ねていました。僕も飛び跳ねていました」

Q吉田選手とはホームランについては話した?
(宇田川投手)「ホテルで会って、ナイスバッティングと。颯一郎が“おっキング!って言ってました」
(山崎颯一郎投手)「もうキングですね。キングオブキングです」

Q吉田選手とは距離が近い?
(山崎投手)「僕は敦賀気比高校の先輩っていうのもあって、結構喋ったりとか、いろんなことはします。野球とかにはすごく真剣というか、トレーニングとかもいろんな知識を持ってる方」

Q吉田選手について“野球は”と言いましたが…?
(山崎投手)「僕が言うのはあれなんですけど、ちょっと抜けている部分があったりとか。やっぱりその自分の世界を持ってますよね。ワールドです。ちょっと人と違うことをする。まず、ユニフォームのズボンをキャンキャンあげてるじゃないすか。その時点で人と違う…」
(宇田川投手)「ロッカーとかで見ていて、粉系のサプリをみんなは水に入れて溶かしてから飲むのに、(口に直接)もう全部ガーッって笑。面倒くさいんですかね」

決起集会を盛り上げたのは近藤健介選手!?

QWBC期間中でこれは笑ったなという瞬間は?
(宮城投手)「大阪での決起集会の時に、近藤さんがたくさんワインを飲まれていて…ダルビッシュさんとかとお話しをしたときに、普通に肩にこうやって手を回したりしていて。それをやってたのを次の日に聞いたら近藤さんが記憶がないと。覚えてないっていうのを聞いて、すごい…なんか…ちょっとやばいなと思いました笑」
(山本投手)「めちゃくちゃ盛り上がったのは近藤さんのおかげ。近藤さんのおかげというか、近藤さんが一番笑いを取っていました。僕もそういうタイプじゃないと思ってたんですけど、めちゃくちゃ面白い方で、すごい良かったです」