PL学園で甲子園に5度出場、優勝2回、準優勝2回の好成績を残した、元プロ野球選手の清原和博さんが16日、MBSの報道情報番組「よんチャンTV」に生出演し、センバツ出場予定の次男らに声援を送りました。

 PL学園時代に「二刀流」を実践したと、1985年のセンバツ1回戦、浜松商戦では打者として本塁打含む2安打、投手として8回途中から被安打0、奪三振2、などの成績を紹介されると、「PLに入ってくる生徒は、全員エースで4番ばかり。だんだん他のポジションに振り分けられていくが、『エースで4番で甲子園出場』は小さい頃からの夢で、マウンドは思い出に残っている」と懐かしそうに話しました。

 今年のセンバツ高校野球には、清原さんの次男・勝児選手(2年)が所属する慶応高校が出場します。息子のプレーについて聞かれると、「去年の秋、はじめて試合を見たが衝撃を受けた。私がやっていた時代に比べて、今の子たちは野球を楽しんでいる。素晴らしい、こういった高校野球があるんだ」と驚いた様子。高校球児に対しては「3年前、新型コロナで春夏の大会が無くなった高校球児のことを忘れずに。甲子園は特別な場所なので、悔いのない思い切ったプレーをしてほしい。」とエールを送りました。

 第95回記念選抜高校野球大会は、甲子園を舞台に3月18日(土)に開幕します。