16日、MBSの報道情報番組「よんチャンTV」に元プロ野球の西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博さんが生出演し、準々決勝に挑む侍ジャパンに熱いエールを送りました。

 ここまでのチームの印象について、清原さんは「短期決戦なのでなかなか調子の出ない人と、調子よい人がいるが、打線が噛み合っている」と話し、ダルビッシュ有投手が早いタイミングでチームに合流したことなどを挙げて、チームの雰囲気が良さそうだと話しました。

 侍ジャパンの4番、村上宗隆選手が23歳で本塁打56本、史上最年少の三冠王に対し、「最強の4番打者」清原さんの年間最高本塁打も、同じ23歳で37本。当時の事を聞かれると「23歳ではじめて史上最年少1億円プレーヤーになった、いま村上選手は6億円ですよ、何やこの差は!」とコメント。

 WBCで調子が上がっていない村上選手に対しては、「やはり大谷選手の後を打つ、ひとつ前であれだけ打たれたらやりづらいって。(巨人で)私の時は松井秀喜選手がいたけれど、前で松井選手が打つと力みますもん。松井敬遠で清原と勝負、となると、それはそれは力み倒して、腹が立って。でもそういう時は結果が出ないんです、切り替えるのに2年かかった」と話しました。村上選手には「短期決戦で、いかにメンタルを切り替えられるかが大事」とエールを送りました。