自民党派閥の裏金事件で39人の処分が決まりました。最も重い処分となったのは塩谷立氏と世耕弘成氏で『離党勧告』となりました。一方で、最も不記載額が多かった二階氏や、岸田総理自身は処分の対象外となっていて、不満の声が出ているといいます。中でも塩谷氏は会見を開いて“再審査の請求を検討する”と明らかにしました。
 ジャーナリストの武田一顕さんは「安倍派5人衆の方が政治的な力は上で、塩谷さんは人当たりがよく敵がいないから一応座長として真ん中に置いていた。そうしたらこんなことに巻き込まれた。塩谷さんにしてみれば俺が実際のトップじゃなかったなんてみんな知っているだろと言いたいわけです」と塩谷氏の動きの背景について詳しく解説します。

◎武田一顕:ジャーナリスト 元TBS記者 元JNN北京特派員 中国情勢に精通 小渕内閣以降の歴代政権を取材 愛称は「国会王子」

(2024年4月5日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)