自民党の裏金疑惑について、自民党元政調会長で現在87歳の亀井静香氏を直撃取材。今回の疑惑について亀井氏は「派閥が所属議員にお金を配るのは当たり前の話。なぜそれを届け出なかったのか。俺にはそれがわからない。餅代や氷代、俺も配ってましたよ、何億円も1000万円単位くらいで」と話します。そのうえで「政治活動の範囲は広い。仲間と飲み屋で飲むのも政治活動だよ」と持論を展開。さらに今後の予想として「女性を代表にすると支持率が上がる。上川か高市かが(総裁に)なる」と語りました。高市早苗氏については、政治ジャーナリストの武田一顕さんも「勉強会開いて総裁への意欲を隠していないからあるのではないかと言われている」と解説しています。
(2023年12月22日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

◎亀井静香:現在87歳 自民党元政調会長 1979年に初当選して以降38年間衆議院議員を務める 運輸大臣・建設大臣など要職を歴任した政界の重鎮 1999年に中曽根康弘元総理が所属する旧渡辺派と亀井氏のグループで現在の二階派となる「志帥会」を立ち上げ 2017年に政界引退を表明
◎武田一顕:ジャーナリスト 元TBS記者 元JNN北京特派員 中国情勢に精通 小渕内閣以降の歴代政権を取材 愛称は「国会王子」