6月2日の大雨で和歌山県海南市の山あいにある国宝・長保寺でも裏山の土砂が境内に流れ込む被害が出ました。本堂の裏山が土砂崩れを起こして、境内一面は流れ込んだ泥で黄土色になりました。西暦1000年に創建されたとされる長保寺。泥の流入だけではなく本堂の屋根瓦が割れるなどの被害もあったといいます。6月5日、大吉洋平アナウンサーが現場から現在の状況をリポート。長保寺の瑞樹正哲住職にも直接お話を聞きました。国宝だからこその復旧作業が進まない理由があります。(2023年6月5日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)