気象庁によりますと、大型で非常に強い台風第6号は、2日午後7時ごろには久米島の西約110キロの北緯26度05分、東経125度40分にあって、1時間に約10キロの速さで西北西に進んでいます。午後7時時点で、沖縄本島、久米島、宮古島なども暴風域に入っているということです。
中心の気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルで、中心から半径220キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。また、中心の北東側600キロ以内と南西側500キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風の中心は、3日午前6時には宮古島の北北西約200キロで、非常に強く、西北西に時速約10キロで進む予想です。中心気圧は935ヘクトパスカルとの予想。
4日午後3時には久米島の西北西約250キロで、非常に強く、西北西に時速10キロで進み、中心気圧は950ヘクトパスカルの予想です。
台風は、4日まで「西北西」に進む予想されているものの、5日、6日にかけて進路を「東方向」に変え、九州や本州に向かう予想になったことから、SNSなどでは「台風右折するんか…」「台風こっち」「急カーブやん」など、驚きの声が上がりました。のところ、予報円が大きく台風6号の進路については定まっていません。