メンズ地下アイドル、通称「メン地下」などをめぐり問題視されている、女性が“推し”に高額な料金を費やすケース。なぜそこまで推しにのめり込むのか?番組では、去年末からある動画クリエイターを“推し”ている20代のAさんに話を聞きました。
―――あなたにとって推し活とは?
「推し活は仕事を頑張れる源であったり、あと仕事を頑張った先にあるご褒美みたいなものだと思います。世界がキラキラします」
―――実際に推しには会える?
「(本人と会える)イベントをたくさんされていて、好き、会いたい、会える、じゃあ行くしか!って感じです」
来週、自分の記念日に合わせ、推しとのデートを楽しむプランを予約をしたといいます。
―――デートはもちろん有料サービス?
「有料サービスです」
―――デートの値段は?
「デート代だけで7万円、150分。イベントが、3回くらいしか行っていないんですけど、2月だけだと(使った金額は)少なく見積もって20万円かなと思います。2月はちょっと(生活が)しんどいかなと思っています」
―――生活が苦しくても会いに行きたい?
「行きたいですね。会いたいです。なので先週、初めて単発のバイトに登録しました」
しかし、高校生などは働く環境が限られているため、男性とデートなどをしてお金をもらうパパ活などに走ることもあるといいます。
「この人を応援したい、この人にお金を使ったら喜んでもらえる、もっとお金使いたい、使わなきゃいけないって思ってしまう子は一定数はいるんじゃないかなと思います。やっぱりパパ活とかリフレとかに行っちゃう気持ちもわからなくはないなと思います」
さらに今回の事件のようなアイドルと未成年のファンとの性的な関係についても…。
「相手も異性だし、そういう性的なことにも興味があったりする子とかもやっぱり多いので、体を差し出したりとか、そういう関係をワンチャン望んでしまう子はいるんじゃないかなと思います」
―――それが中高生だったりする可能性もある?
「そうですね」
メン地下などをめぐっては去年、警視庁に保護者などから50件以上の相談が寄せられています。