安倍元総理を銃撃した殺人容疑で逮捕された山上徹也容疑者が5か月半の及ぶ鑑定留置を終えて1月10日、奈良西署に移送され、本格的な取り調べが始まります。刑事弁護に詳しい川崎拓也弁護士によると、裁判員制度が始まった2009年、一般人の裁判員に「刑事責任能力」をわかりやすく理解してもらおうという流れから起訴前の鑑定留置が増え始めました。一方、取材を担当した記者によると、鑑定留置期間中に「山上容疑者あてに全国から衣類やお菓子、また現金100万円以上の差し入れがあった」ということです。1月11日から本格的な取り調べが始まり、殺人・銃刀法違反の罪で起訴される見通しです。
(2023年1月10日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)