安倍晋三元総理が銃撃され死亡した事件で、逮捕・送検された容疑者の鑑定留置期間が、来年2月まで延長されることが決まりました。

 今年7月、奈良市で安倍晋三元総理が参院選の遊説中に銃撃され、死亡しました。殺人の疑いで送検された山上徹也容疑者(42)は、刑事責任能力の有無を調べるため、今年7月から鑑定留置が行われています。

 鑑定留置の期間は11月29日までの予定でしたが、奈良地検によりますと、11月17日に留置期間の延長請求が認められ、来年2月6日までとなることが決まったということです。延長の理由について奈良地検は「捜査上の必要から」としています。