中国の『ゼロコロナ政策をめぐって各地で異例のデモが起きています。強権的な政治体制下にある中国では「天安門事件」以来の異例のデモと言われていて、中国共産党がどうやって収束するかが注目されています。実はゼロコロナ政策をめぐってはすでに一部緩和されていますが、拓殖大学海外事情研究所教授・富坂聰氏によると、政策変更はゼロコロナ政策の「失敗」と受けとめられるので地方が受け入れない背景があるということです。今後中国は懐柔姿勢を示したり、補助金を出したりしてソフトランディングを図るのではとしています。
(2022年11月29日MBSテレビ「よんチャンTV」より)