アメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席による初めての対面での首脳会談が11月14日、インドネシアで行われました。にこやかに握手する両首脳で旧交を温めるかのようなシーンが演出され、出足は両国とも「緊張緩和のメッセージを発信した」と語るのは、元JNN北京支局特派員で中国ウォッチャーのTBS・武田一顯氏。バイデン大統領にとっての成果は「中国にとって越えてはならない一線“レッドライン”は台湾問題であることを知ったこと」と分析します。さらに今の中国の軍事力では台湾制圧はできないため、アメリカには台湾をそっとしておいてほしいというメッセージを得たということです。
(2022年11月15日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)