ウクライナ軍の反転攻勢が勢いを増す一方で、ロシア軍はなぜこんなにも弱いのか。現地メディアやSNSからリアルなウクライナ情勢をウォッチし続けている大和大学の佐々木正明教授は、ロシア軍司令部の失策や兵士の士気の低下を指摘。傍受されたやりとりで兵士が上官をののしる音声が公開されるなど、軍規の乱れがあからさまになっているということです。また親ロ派のチェチェンン共和国・カディーロフ首長が低出力の核兵器の使用に言及している点について「ロシアの保守派は格下のウクライナに核を使うのか」という否定的な声もあり、今はまだ核は抑止にすぎないと話します。