安倍晋三元総理が銃撃され死亡した事件で、7月17日に二之湯智国家公安委員長が奈良市の現場を視察しました。

 7月8日、奈良市で参院選の遊説中だった安倍元総理が銃撃され死亡しました。警察は奈良市の無職・山上徹也容疑者(41)を逮捕し捜査する一方で、当時の警備状況について検証を進めています。こうした中、17日午前、二之湯国家公安委員長が現場を訪れ、奈良県警の本部長らから説明を受けました。

 (二之湯智国家公安委員長)
 「今回の警護・警備の問題点を早急に洗い出して、具体的な対策を講じていく」

 今回の事件の警備をめぐって警察庁は検証チームを立ち上げていて、8月中に検証・見直しの結果を取りまとめるとしています。