7月8日、奈良市で安倍晋三元総理が銃撃され死亡した事件で、現場で応急処置にあたった医師が事件直後の状況を語りました。
8日、安倍元総理が奈良市で参議院選挙の応援演説中に銃撃されました。銃撃の直後、現場近くでクリニックを営む医師は騒ぎを聞き、慌てて駆けつけたといいます。
(中岡内科クリニック 中岡伸悟院長)
「顔面がもう蒼白でしたし、心臓マッサージをしても手足がピクリとも動かないような状況でした」
その後、安倍元総理は病院に搬送されましたが、死亡しました。死因は失血死だということです。
(中岡内科クリニック 中岡伸悟院長)
「心臓マッサージ以外、特に何もできなくて、本当に安倍元総理には申し訳ないなという医師としての思いはあります」