安倍晋三元総理が銃撃され死亡した事件で、逮捕された山上徹也容疑者は「母親が宗教にのめりこみ、多額の寄付をして破産したので、恨みがあった」という趣旨の供述をしているということです。こうしたことをめぐり、7月11日(月)に宗教団体の「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」が会見を開きました。

 会見の中で団体は山上容疑者の母親について「教会員であり、月一回程度の行事に参加している」「破産したことは知っているが、詳しい経緯はわからない」「高額献金を要求したかどうかは記録上一切残っておりません」などと説明しました。

 また、安倍元総理との関係について、「友好団体が主催する行事に安倍元総理がメッセージを送ったことはある」「(安倍元総理が)会員や顧問になられたことはない」などと話しました。約1時間に及ぶ会見の模様です。