突然のプーチン氏による大統領令で強制接収された石油・天然ガス開発事業「サハリン2」。日本の商社が出資しているこの事業で日本はLNG輸入のうち9%をサハリン2に依存しています。日本はこの事業から撤退するべきか、粘るべきか。ロシアNIS経済研究所・服部倫卓所長は「未練はありますが、こうなったら政治的に撤退はやむを得ない」と話します。継続しても今後ロシア側から「到底飲めないような条件」を提示される恐れもあり、事業継続は事実上難しいとの見通しを示しました。(2022年7月5日 MBSテレビ「よんチャンTV」より)