7月10日に投開票の参議院選挙が6月22日に公示され選挙戦が始まりました。改選数2の京都選挙区では、22日に9人が立候補を届け出ました。

 共産党からは新人の武山彩子さん(51)が立候補しています。

 (共産党・新人 武山彩子さん)
 「消費税減税、賃上げのできる政治にします。教育の無償化を目指し、学費の半額、学校給食の無償化を実現します。軍事費を世界第3位になるまで増やしていく、核兵器も共有する、こんな戦争の準備を優先する道は絶対に止めなくてはなりません」

 立憲民主党からは現職の福山哲郎さん(60)が立候補しています。

 (立憲民主党・現職 福山哲郎さん)
 「今のままほったらかしたら物価高を国民の皆さんが本当に浴びて、この国の国民の生活は厳しくなると私は考えています。皆さんがこの物価高を吸収できるためには、消費税を時限的に5%に下げるしかないと思っています」

 NHK党から出馬する新人の星野達也さん(33)は若者の政治への関心を向上させると訴えています。

 同じくNHK党の新人・近江政彦さん(52)は年金受給者のNHK受信料無償化を訴えています。

 日本維新の会からは新人の楠井祐子さん(54)が立候補しています。

 (日本維新の会・新人 楠井祐子さん)
 「息子の時代、また孫の世代のことを考えると、いま私たちが享受している豊かな日本、安心して暮らせる日本を本当に繋いでいけるのか非常に不安でなりません。教育の無償化、これを何とか実現していきます。(子どもが)自分の夢や志を諦めなくていいという状況をつくり出します」

 自民党からは新人の吉井章さん(55)が立候補しています。

 (自民党・新人 吉井章さん)
 「何よりも領土・領空・領海を守り、そして国民の生命財産を守っていく。しっかりと財政出動をし、大企業も中小企業の皆さんも利益を出していただく。そして給料を上げて、そしてGDPの6割となる消費にしっかりと結びつけていく」

 京都選挙区ではこのほか、新党くにもりの新人・平井基之さん(43)、維新政党・新風の新人・橋本久美さん(53)、参政党の新人・安達悠司さん(40)の3人が立候補しています。

 近畿と徳島・高知選挙区には、22日の午前11時半時点で、以下の人数が立候補を届け出ています。

 ▼京都選挙区  改選数:2 立候補: 9人
 ▼滋賀選挙区  改選数:1 立候補: 5人
 ▼大阪選挙区  改選数:4 立候補:18人
 ▼奈良選挙区  改選数:1 立候補: 6人
 ▼兵庫選挙区  改選数:3 立候補:13人
 ▼和歌山選挙区 改選数:1 立候補: 5人
 ▼徳島・高知選挙区 改選数:1 立候補:6人

 今回の参議院選挙の投開票は7月10日です。