ロシア軍がウクライナ東部の要衝セベロドネツク制圧にこだわる理由とは?ロシアNIS経済研究所・服部倫卓所長は「ロシアはドネツ川を渡るための足がかりにしようとしている」と分析。これまでドネツ川を渡ろうとしてウクライナ軍に撃破されてきたロシア軍にとって、セベロドネツクは渡河作戦のための重要拠点になるとみています。そして渡河作戦に成功したロシア軍はさらに西進するという見方もあるといいます。対するウクライナ軍は、東部から撤退し、南部で反転攻勢を進めているという情報もあり、西側から武器供与を受けながら選択と集中を進めているということです。現在、東部に兵力を集中しているロシア軍はいずれ息切れする、と服部所長は分析します。(2022年6月1日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)