2019年9月21日、山梨県道志村のキャンプ場で行方がわからなくなった当時小学1年生の小倉美咲さん(当時7)。行方不明となってから約2年7か月経った4月23日に事態は急転します。美咲さんが最後に目撃されたキャンプ場から約600m離れた場所にある枯れた沢で、子どもとみられる頭の骨の一部が見つかったのです。その後、美咲さんが履いていたものと特徴がよく似た子ども用の運動靴も見つかりました。
これまで何度も現場を訪れている元刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平さんは、まだ見つかった骨が小倉美咲さんのものかどうかは断定できないとしたうえで、そうであると仮定した場合には、2年以上が経っての発見には3つの可能性が考えられると話します。『捜索の見落とし』『雨などによる移動』『第三者の介在』、5月2日に現場から詳しく解説していただきました。