ファッションブランド「UGG(アグ)」の最新のコンセプトストアが9月10日に大阪・心斎橋にオープン。ニューヨークの5番街に次いで世界で2か所目の店です。なぜ2か所目が大阪なのか、オープン前に話を聞きました。

大阪でもNYと同じ“角地”に

9月10日オープンのUGG大阪店(大阪・中央区)。日本初の最新コンセプトストアとしてリニューアルしました。
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(UGG 山中キミPRマネージャー)
「昨年末にニューヨークの5thアベニューにコンセプトストアができのですが、ここが世界で2番目、日本で第一号のコンセプトストアです」
―――なぜそれが大阪に?
「まず、立地的なところが角地で、同じような設計が組めるところが大きな理由」
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ニューヨーク5番街の角地に去年オープンした旗艦店第一号は、UGGが最新のブランドの世界観を発信する拠点と位置づけている店です。
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外観を見比べると、確かに同じ角地でロケーションはよく似ています。

大阪は「新しいものへの動きがいい」

大阪店の店内に入ってみると、定番のブーツはもちろん、ベビーシューズから女性用のふわふわアイテムまで充実しています。

さらに、こんなシューズも…。
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(UGG 山中キミPRマネージャー)
「外側が100%ウォータープルーフ(防水)なんですよ。なので雨が入らない。あと、シューズ内側のシープスキンですね、これがUGGならではというところで履いていただけるかなという新作です」
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最新作をこぞって集めているというこの店。そこにも理由があるようです。

(UGG 山中キミPRマネージャー)
「関西って新しいもの好き。なぜコンセプトストアを最初に大阪なのかといったときに、新しいものへの動きがいいとか、いろいろチャレンジしてトライしてもらえそうだ、特に若い人たちに…というところが、この立地と含めて最適かなと」
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例えば、「フラッフサンダル」といわれるサンダルは一見どの季節に履くのか迷いそうで無難とは程遠い商品ですが、上半期の販売数は大阪がダントツなんだそうです。
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そして秋の新作だというブーツ「Classic Mini Lace‐Up Weather」は、シリコン製のカバーの取り外しが可能。
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雨の日と晴れた日で使い分けができてダブルで楽しめます。店頭に並ぶのは10月からだそうです。
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この店は今後販売を強化していきたいというウェアやバッグなどを多く展開しているのも特徴です。

―――ヒョウ柄のアウターがありますが、これは大阪だからですか?
(UGG 山中キミPRマネージャー)
「いえ、全国展開していますけれども、関西でも人気が出るかなとちょっと期待しています」

大阪の店では新しい客層として50代や60代も狙っていきたいということです。