京都府教育委員会は、2025年度(令和7年度)高校入試に向けて、進路志望状況などをまとめ、発表しました。調査は11月10日時点のもので、府内にある国公立・私立中学校などを卒業予定の21522人のうち、府内の公立高校全日制への進学を第一希望する人は11239人でした。公立全日制志望者は、進学を志望者する全体の52.2%で、去年より389人少ない結果となっています。
京都府の高校受験は、前期選抜(2月17~18日)中期選抜(3月7日)後期選抜(3月25日)に大きく分かれています。さらに選抜方式もA方式(学力検査が必須)、B方式(学力検査無し、活動実績報告書必須)、C方式(実技検査が必須)にわかれています。
全日制の高校ごとの一覧について、全校を表でまとめています。鴨沂高校の普通・A方式1は、定員48人に対して322人が希望して、府内最高倍率の6.71倍となっています。洛北高校の普通・A方式1は定員24人に対して115人が希望する4.79倍。山城高校の文理総合(前期選抜で100%募集)は40人に対し104人が希望し、2.6倍になっています。
嵯峨野(京都こすもす)1.60倍 桂(普通・A方式)は6倍
嵯峨野高校の普通は83人が希望し2.31倍、嵯峨野の「京都こすもす」には募集計200人に計320人が希望して1.6倍となっています。桂高校の普通・A方式(学力検査必須)は6.0倍、普通・B方式(学力検査なし)は1.1倍となっています。西京高校のエンタープライジング・A方式1には、114人に265人が希望して1.84倍。洛水高校の普通・A方式は4.19倍となっています。
堀川高校は普通2.04倍 探究学科群で1.45倍
堀川高校の普通・A方式は24人に49人が希望して2.04倍。堀川高校の探究学科群は普通・A方式で1.45倍となっています。紫野高校のアカデミアは、前期選抜が100%で定員80人に140人が希望する1.75倍となっています。
福知山(普通)2.13倍 西舞鶴(理数探究)は1.23倍
福知山高校の普通には102人が希望し、2.13倍。西舞鶴高校の理数探究(前期選抜で100%募集)は、40人に49人が希望して1.23倍となっています。