今月の特集は、「MBSの災害報道への取り組み~命と放送を守るために」。
元日に能登半島地震が起き、初めての「南海トラフ地震臨時情報」が
出された今年。MBSでは、災害時にこそ、一人でも多くの命を守り、放送を継続して正しい情報を伝え続けられるよう、様々な取り組みを行っています。そんな災害報道の現場を取材しました。
MBSの報道記者たちは、泊り勤務者による地震訓練を、なんと、毎日行っています。しかも、どんな地震が来るかは日替わりでランダムという徹底ぶり。さらに、大規模地震訓練も定期的に行い、南海トラフ地震に備えます。ヘリコプターの映像を追い、中継先をつなぎ、スタジオを開いて正しい情報を早く伝え……。記者、カメラマン、技術マン、テロップ担当者ら様々な立場の人間が的確に動き、普段は情報番組やバラエティー番組でにこやかに画面に登場しているアナウンサーたちも、厳しい表情で言葉をつむいでいきます――。