眼鏡制作者・山ノ瀬亮胤 #110 2018年07月15日(日)放送

千葉県君津市・久留里にある山王山円如寺の金剛力士像のために眼鏡を作ったのが、眼鏡制作者・七世 山ノ瀬亮胤さん。眼鏡をもっとも身近な芸術と位置づけ、アート表現にも取り組んでいます。

山ノ瀬さんは主に鉄と竹で眼鏡を作っています。一般的にはデザインから制作まで、分業で行われる多くの作業工程を、山ノ瀬さんは全て一人で行っています。

採寸から完成まで3ヵ月以上かけて作られる眼鏡は、唯一無二のもの。そんな山ノ瀬さんの眼鏡づくりのベースにあるのは、「江戸金枠」という伝統的な金を使った眼鏡づくりの技術です。
その伝統技法を継承しつつ、あえて金ではなく、竹や鉄などのありふれた素材を使うことで、人と道具が美しく、一体となるような眼鏡づくりを目指す山ノ瀬さん。番組ではその挑戦を紹介します。

【INFORMATION】
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