和紙職人・ハタノワタル #45 2017年03月12日(日)放送

およそ800年受け継がれる綾部市の黒谷和紙。和紙職人ハタノワタルさんは、伝統の技を継承しながらも、雑貨や多色の和紙、テーブルなど新しい手漉き和紙の在り方を追及しています。

原料の楮(こうぞ)の栽培から製品の加工まで、すべてを一人で手掛け、トータルなものづくりの喜びと責任感を感じているというハタノさん。和紙は用途の決まっていない素材であり、多彩な形を生み出すことが出来ると言います。

今、ハタノさんが注目しているのは建材としての和紙。壁紙や床材など現代のライフスタイルに調和した和紙づくりにも取り組んでいます。
職人に留まらず作家活動も行うハタノさん。新しい和紙の魅力を提案・発信したいという、その思いに迫ります。

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