■2025年11月28日

大阪市立榎並小学校

講師:松澤良治(総務部)・新堂裕彦(クリエイトマネジメント部)
 参加者:小学5年生86人
2025年度出張授業19校目は大阪市立榎並小学校。
今回もMBSの番組PRキャラクター「らいよん号」で訪問しました。
1コマ目の授業は、元報道カメラマンである松澤講師が担当。
冒頭では、テレビ、ラジオ、スマートフォンなどの情報伝達媒体が電波を使っていることを紹介しました。続いて、最近のニュースを児童に尋ねると、「香港の高層マンション火災」「大分の大規模火災」「クマ出没」などが挙がり、松澤講師は、それらのニュースについて解説しました。
その後、ニュースの放送までには大勢のスタッフが関わることが説明し、「必要な情報をいかに早く、正確に伝えるか」というテーマについて説明しました。特に、放送直前まで「正しい情報」か確認しながら進行する報道の真剣な舞台裏も伝えました。
続いてのアナウンサー体験には、4人の児童が挑戦。
4人とも、練習の成果が発揮され、素晴らしいナレーションを披露しました。
2コマ目は、「土曜の朝はほめるちゃん」プロデューサーの新堂講師による授業。
冒頭では、テレビ番組がどのように作られているかを実際に収録が行われているMBSのテレビスタジオの様子を映像にまとめて紹介しました。また「よしもと新喜劇」の台本を実際に見てもらいました。1時間の番組でたくさんのセリフが書かれた台本に子どもたちは真剣に目を通していました。
またテレビに関する専門用語をクイズを交えて説明しました。見に来た観覧のお客さんを盛り上げるおしごと「前説」の時には、実際にお客さんになったつもりで体験してもらったところ子どもたちはとても楽しみ、大いに盛り上がりました。
最後にバラエティ番組を作る上で、「誰か人を気づつけていないか?」「見た人がいやな思いをしていないか」を何度も何度も確認しながら作っているという話をし、テレビ番組が時間をかけて作られていることを説明しました。子どもたちもバラエティ番組の制作の裏側を聞くことで新しい発見をした様子がうかがえました。

榎並小学校のみなさん、ありがとうございました。

MBS出張授業

「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。