■2025年11月26日

京都市立元町小学校

講師:松澤良治(総務部)・松本伸行(放送運営センター)
 参加者:小学5年生15人
2025年度出張授業18校目は京都市立元町小学校。
今回もMBSのPRキャラクター「らいよん号」で訪問。
京都でも人気でしたよ!
1コマ目の授業は元報道カメラマン松澤講師が担当。
まず、テレビ、ラジオ、スマートフォンなどの情報伝達媒体が電波を使っていることを紹介しました。 次に、最近のニュースを児童に尋ねると、「クマ出没」「大分で大規模火災」などが挙がりました。松澤講師は、これに「大相撲での安青錦の初優勝」「京都の紅葉と観光客殺到」の2つのニュースも加えて解説しました。
その後、ニュース放送までに大勢のスタッフが関わること、そして「必要な情報をいかに早く、正確に伝えるか」というテーマを説明。特に、放送直前まで「正しい情報」か確認しながら進行する真剣な舞台裏を伝えました。
続いてのアナウンサー体験には、4人の児童が挑戦しました。
4人とも上手に読み上げ、特に1人の女子児童はカメラを見続けたまま読み切る素晴らしいナレーションを披露しました。
2コマ目は、放送局のテレビマスターの仕事を紹介。放送するためのデータは、前の日までに準備して、当日は自動運行であることをお話しました。ただ、大地震などが起きたときは、そのデータを組み直したりしないといけないので、24時間365日、交代で会社に泊まっていることもお話しました。「生放送中に京都府南部で震度7の地震が起きた」という想定でグループワークも実施。アナウンサー、報道記者、マスター担当、営業担当の4つのグループに分かれて、どんなことをしたらいいのか、考えてもらいました。素晴らしい意見がたくさん出て、授業の成果を感じることができました。

元町小学校のみなさん、ありがとうござました。

MBS出張授業

「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。