■2025年11月19日

京都市立七条第三小学校

講師:古川範子(広報部)・古田涼子(クリエイトマネジメント部)
 参加者:小学5年生・1クラス
2025年度出張授業16校目は京都市立七条第三小学校。
お昼過ぎ、京都の上を通り雨が過ぎて行きました。
街なかに建つ小学校で、いまも児童数は増え続けているそうです。
5年生3クラスの授業……のはずが、インフルエンザの流行で、2クラスが学級閉鎖。本日は1クラスだけというちょっと寂しいことになりました……。
授業は5、6時間目。
5時間目は、古川講師による「ニュース」についての授業。
まず、テレビのニュースは、何人もが何度も「これは正しいか」をチェックしてから
放送していることを学びます。
一方、ネットやSNSには本当のこともウソのこともあり、たとえ動画があっても簡単にアプリで作れることを、実際の動画を見てもらいました。
また、ガザでは、ここにいるみんなと同年代の子どもたちが大勢亡くなっていることなどをもとに、「なぜニュースは大事なのか」を考えました。
アナウンサー体験は、学級閉鎖に伴い、当初2人だけでしたが、最後に飛び入り参加してくれた人も含め、挑戦した3人ともが上手に読んでくれました!
つづく6時間目は、古田講師が、テレビ番組の裏側を、長年お料理番組を担当してきた作り手の立場から解剖。
ロケ、収録、といった「用語」について学んだあとは、実際のテレビスタジオの内部や撮影風景などを、撮ってきた動画と写真で見てもらいました。
お料理番組は、食べている出演者を撮影するだけではない!
お料理を別に撮影、その際に湯気やしずる感をどうやって出すのか……?その秘密に迫ります。
お料理番組の歴史などをクイズ形式で出題すると、たくさんの人が手を挙げてくれました。

5時間目と6時間目のあいだの5分休憩時には、カメラの前でたくさんの人が「5秒前、4、3、……」とカウントして、アナウンサー体験をするなど、インフルエンザにも負けず、元気いっぱいのクラスでした。
お疲れさまでした!

MBS出張授業

「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。