■2025年11月13日

大阪市立西中島小学校

講師:松澤良治(総務部)・小松繁(放送運営センター)
 参加者:小学5年生7人
2025年度出張授業14校目は大阪市立西天満小学校。
今回もMBS番組宣伝キャラクター『らいよん号』で訪問しました!
今日の出張授業は、元報道カメラマンの講師コンビが担当しました。
1コマ目の授業「ニュースが放送されるまで」は、松澤講師が担当しました。
まず、児童の皆さんに最近気になるニュースを尋ねると、「クマ出没」などが挙がりました。松澤講師もこのニュースを準備しており、本州のツキノワグマと北海道のヒグマの違いについて解説しました。その後、「ニュースが放送されるまでに大勢のスタッフが関わっていること」、そして「世の中に必要とされる情報をいかに早く、正確に伝えるか」という点について説明しました。特に、放送直前まで『正しい情報』かどうかを確認しながら放送している、という真剣な舞台裏を伝えました。

続いてのアナウンサー体験では、3人の児童が挑戦してくれました。体験後、児童からは「原稿と原稿の間に音のアップが入り、そのタイミングをとるのに苦労した」といった、具体的な感想が聞かれました。
2コマ目の授業「報道カメラマンの仕事」。報道と制作カメラマンで、ドイツ・ベルリン支局の特派員でもあった小松講師が担当しました。
ENGカメラ、台座だけでも350kgの重さがあるスタジオ用のカメラ、高性能の小型カメラなど、たくさんのカメラの種類やその撮り方、さらに番組取材の体験談では
大きな原発事故の現場で、放射能測定器を見ながら、慎重に取材を進めた経験などについて話しました。
児童の皆さん、熱心に聞いてくれて、たくさん質問もしてくれて、ありがとうございました。先生方も、長時間お付き合いくださり、ありがとうございました。

MBS出張授業

「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。