■2025年11月 5日

尼崎市立杭瀬小学校

講師:古川範子(広報部)・新堂裕彦(クリエイトマネジメント部)
 参加者:小学5年生90人
2025年度出張授業11校目は杭瀬小学校。
大正14年創立、今年は100周年です!
近くには杭瀬商店街もあり、下町の活気ある地域に学校はあります。
現在の校舎は2008年に建て替えられたもので、広々としたスペースがあちこちにあるのが印象的。
じつは、阪神・淡路大震災を経験し、地域の人たちの意見を取り入れて、津波に備えて3階まですぐに避難できるように大きな階段が作られたのだそうです。
授業は5、6時間目。
5時間目は、古川講師による「ニュース」についての授業。
まず、テレビのニュースは、何人もが何度も「これは正しいか」をチェックしてから
放送していることを学びます。
一方、ネットやSNSには本当のこともウソのこともあり、たとえ動画があっても簡単にアプリで作れることを、実際の動画も見てもらって勉強しました。
また、ガザでたくさんの子どもが亡くなっていることなど、「なぜニュースは大事なのか」をみんなで考えました。
アナウンサー体験では、練習してきてくれたのでしょう、挑戦した3人とも上手に読んでくれました!
つづく6時間目は、新堂講師が、テレビ番組の裏側を、長年バラエティー番組を担当してきた作り手の立場から解剖。
なかなか見られない、MBSのテレビスタジオの内部や楽屋などを、実際に撮ってきた動画で見てもらいました。
さらに土曜放送の「よしもと新喜劇」が実際にできるまでを、制作スケジュールや実際のリハーサル映像を見、本物の台本を手に取ることで、知ってもらいました。
その他、ロケ、収録、といった「用語」についても、クイズを交えて勉強しました。

みなさん積極的に参加してくれ、充実した2時間でした。
下校時間と重なり、帰る時には、「らいよん号」をたくさんの児童さんが手を振って見送ってくれました!

MBS出張授業

「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。