■2025年10月31日

堺市立上神谷小学校

講師:小林正典(視聴者センター)・松澤良治(総務部)
 参加者:小学5年生27人
2025年度出張授業10校目は堺市立上神谷小学校。堺市南区にある学校です。今日も相棒はらいよん号です!
1コマ目は海外特派員経験のある小林講師がニュースの作り方を説明しました。中でも関心が高かったのは和歌山からいなくなったパンダのこと。上海支局駐在時代に取材したパンダ保護センターの映像に皆さん食い入るように見入りました。
また、アナウンサー体験では立候補した4人がそれぞれ一生懸命原稿を読んでくれました。緊張したかな?とても上手でしたよ。
2コマ目は、こちらも海外特派員だった松澤講師の担当。MBSの報道カメラマンが撮影した『阪神・淡路大震災』の映像に、児童のみなさんは「地震は怖いと思いました。」「避難所の人たちはたいへんだったと思う。」などと、感想を述べていました。
続いて、海外での紛争や戦争の取材についてのお話。「どうして背中にPRESSと書かれたベストを着用すると思いますか?」と尋ねると、児童から「敵と思われないため」との答え。「もし敵と思われたら、どうなる?」という問いに、児童のみなさんは「撃たれる」と即答。「そう。着るのは撃たれないためなんです」――。
この緊迫したやり取りを通じ、戦地取材のリアリティが児童のみなさんにもしっかりと伝わりました。
最後に「テレビの仕事は面白いと感じた人は?」との問いかけに、ほぼ全員が手を挙げてくれました!一人でも多くテレビの仕事に興味を持ってもらえたらと思います。
上神谷小学校のみなさん、ありがとうございました。

MBS出張授業

「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。