■2025年10月23日

奈良市立六条小学校

講師:福本晋悟(報道センター)・松本伸行(放送運営センター)
 参加者:小学5年生112人
2025年度出張授業7校目は奈良市立六条小学校。
出張授業の前日、10月22日が創立55年の記念日とのことでした。おめでとうございます!
本日もらいよん号でいきましたよ。
1コマ目の授業は、「ニュースが放送されるまで」。報道センター記者の福本講師が、最近あった気になるニュースをみんなに質問。児童のみなさんからは「女性初・高市総理誕生」のニュースや「クマ出没」のニュースなどが挙がりました。
ニュースが放送されるまでにどんな仕事があり、そこに大勢のスタッフが関わっていることを解説。世の中に必要とされるニュースを、いかに早く、正確に伝えるために、本当に『正しい情報』かどうか、最後の最後まで確認をしながら放送していることなどをお話ししました。
続いてはアナウンサー体験です。「がんばれー!」と応援する声も上がるあたたかい雰囲気のなか4人が挑戦。生放送と同じく「本番まで5秒前、4,3、2,1」とみんなで一緒にカウントダウンをしました。みなさん上手に読めていましたよ。
2コマ目の授業は、松本講師が放送局のテレビマスター(主調整室)の仕事を紹介。テレビ放送の裏側について説明しました。テレビ放送に必要な「事前のデータ準備」について、番組キューシートなどを見ながらお話しました。
大地震など、いつもとは違うことが起きたときには、そのデータを組み直さないといけないため、交代で会社に泊まっていることもお話ししました。

「生放送中に奈良県で震度7の地震が起きた」という想定のグループワークも実施。アナウンサー、記者、マスター担当、営業担当4つのグループに分かれて、どんなことをしたらいいか考えてもらいました。たくさんの意見を出してもらえましたので、放送局の仕事を少しは知ってもらえたのかなと思います。

六条小学校のみなさん、ありがとうございました。

MBS出張授業

「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。