■2025年10月17日
寝屋川市立中央小学校
講師:福本晋悟(報道センター)・中野雪子(総合編成部)
参加者:小学5年生74人
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2025年度出張授業6校目は寝屋川市立中央小学校。
今回は午前中の授業ということで、らいよん号は朝早くに会社を出発!
学校に到着すると、秋晴れの空の下、翌日の運動会の練習にはげむ児童たちの元気な声が響いていました。
1コマ目の授業は、「ニュースが放送されるまで」について。
報道センター記者の福本講師が、ニュースができるまでのしくみや、そこに関わるたくさんのスタッフのお仕事をわかりやすく解説。世の中に必要とされるニュースを、いかに早く、正確に伝えるか、またその原稿は何度もチェックして、本当に“正しい情報”かどうかを、複数人で確認をしながら慎重に発信していることなどを、お話しました。
災害報道や、防災に関するニュースに向き合ってきた福本記者のお話に、
熱心にメモを取りながら、真剣に聴き入る中央小学校の児童のみなさん。
質問にも、みんな積極的に手を挙げて、元気に答えてくれました。
続いては、セットの前で実際に映像に合わせてニュースを読む、アナウンサー体験に挑戦。元アナウンサーの、福本記者の模範演技に、すごーい!と声が上がります。そしていよいよ児童のみなさんの番。あらかじめ練習してきてくださったのか、みなさん落ち着いて、とっても上手にすらすらニュースを読んでくれました。拍手!
2コマ目の授業は、これまでアートディレクター、デザイナーとして、番組のセットなど様々なデザインを手がけてきた中野講師の担当。
大道具、小道具など背景のセットだけでなく、テロップや衣装、メイクなど“画面に映っているあらゆるもの”はすべて美術ディレクターによって視覚的にコントロールされていること、その多岐にわたるお仕事や、業界用語クイズ、デザインの裏話など、普段あまり知ることのない、テレビ美術の世界にみんなも興味津々の様子でした。
まだまだ暑いなか、長時間にわたって体育館でお付き合いくださった、中央小学校のみなさん、最後まで一生懸命、積極的にお話を聞いて頂き、本当にありがとうございました!
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MBS出張授業
「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。