■2025年2月 4日

大阪狭山市立東小学校

講師:松澤良治(総務部)・松井孝文(総務部)
 参加者:小学5年生152人
2024年度出張授業27校目は、大阪狭山市立東小学校へ。
この日も快晴でした。
が…、最高気温がひと桁台。
外の空気は、肌を刺すような冷たさでした。
おなじみ「らいよん号」で向かったのは大阪狭山市立東小学校。
5時間目・6時間目で実施してきました。
暖房の入った多目的室での授業、ありがたかったです!
5時間目の授業は、松井講師の「ニュースが放送されるまで」について。
VTRやパワポ資料を使って説明しました。
ひとつのニュースに、色々な役割を持ったたくさんのスタッフが関わり、
原稿や映像の内容を何度もチェックして、「正しい情報」を放送していることを説明しました。

続いては、アナウンサー体験です。
5クラスから1人ずつ選ばれた代表の児童たちが、
実際に放送したニュースの映像にあわせて原稿を読んでいきました。
インタビューなどに「被らない」ようにナレーションを入れるのは、
なかなか難しいのですが、みんな、よく練習してくれたんでしょうね、
上手にスラスラ読んでくれました。
6時間目の授業は、
海外特派員経験もある報道カメラマンだった松澤講師のお話。

(松澤講師)
「人工衛星は、地上から見るとなぜ止まって見えるんでしょうか?」
(児童のひとり)
「衛星が、地球の自転と同じように地球の周囲を回っているから」

すごい!大正解です!!

このほかにも、
みんな、2択形式の質問に対して、積極的に手を挙げて答えてくれました。

内戦中の東ティモールを取材中、銃撃された経験をもつ松澤講師。
建物に逃げ込んで無事だったのですが、その際の薬きょうを見せながら、
「危険だとわかっていても、現場に行って、実際に何が起きているのか、
 『事実』を掴んで伝えることが使命」と説明。
みんな熱心に聞き入っていました。

児童の皆さん、先生方、長時間お付き合い頂き、ありがとうございました。

MBS出張授業

「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。