■2024年1月19日

豊能町立吉川小学校

講師:松澤良治(総務局総務部)、小松繁(制作局業務推進部)
 参加者:小学5年生12人
きょうは、報道カメラマンで海外特派員だった松澤・小松チームで、
豊能町の吉川小学校を訪ねました。


ひとつ目の授業は、「ニュースが放送されるまで」についてです。

【松澤講師】「関西の放送局の電波塔は、どこにあるでしょうか?」
【児童たち】『あべのハルカス!』、『通天閣!』、『京都タワー!』
【松澤講師】「正解は、生駒山でした!」
そんなやり取りのあと、
報道記者やカメラマン、編集担当者たちが登場するVTRを見てもらい、
ひとつのニュースに多くの人が関わり、
間違いがないか、何度もチェックしているという流れを知ってもらいました。



続いては、アナウンサー体験。
代表の児童4人に、
実際に放送したニュース映像に合わせて、原稿を読んでもらいました。
また、他の児童たちには、ディレクター役、カメラマン役も手伝ってもらいました。

じっとカメラをみつめて原稿を大きな声でスラスラと読んでいた児童は、
原稿を全部暗記したそうです!
完璧でした!!


ふたつ目の授業は、小松講師によるテレビカメラマンのお仕事についてのお話。
使用するカメラの仕組みを、撮影した映像を交えて説明しました。
また、海外特派員だった時に経験したトルコ大地震や、
大事故があったウクライナ・チョルノービリ(チェルノブイリ)原子力発電所の
取材について語りました。
原発の放射線量を気にしながらの難しい取材だった、と振り返りました。
児童の皆さん、先生方、長い時間お付き合い頂き、ありがとうございました。

MBS出張授業

「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。